『夏の砂の上』@<玉田真也>監督
6月
28日
<オダギリジョー>が主演・共同プロデューサーを務め、『美しい夏キリシマ』(2003年・監督:黒木和雄)の脚本などで知られる<松田正隆>による同名戯曲『夏の砂の上』を映画化しました『夏の砂の上』が、2025年7月4日より公開されます。
『そばかす』の<玉田真也>が監督を務め、愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女が、それぞれの痛みと向き合いながら小さな希望を見出していく姿を描いています。
雨が降らず、からからに乾いた夏の長崎。幼い息子を亡くした喪失感から妻「恵子」と別居している「小浦治」は、働いていた造船所が潰れても新しい職を探さずふらふらしていました。そんな「治」のもとに、妹の「阿佐子」が17歳の娘「優子」を連れて訪ねてきます。
「阿佐子」は「治」に「優子」を預けて1人で博多の男に会いに行ってしまい、「治」と「優子」の突然の同居生活が始まります。高校へ行かずアルバイトを始めた「優子」は、そこで働く先輩「立山」と親しくなります。不器用ながらも懸命に父親代わりを務める「治」との暮らしになじんできた頃、「優子」は「治」と「恵子」が言い争う現場に遭遇します。
主人公「小浦治」を<オダギリジョー>、治の姪「優子」を<髙石あかり>、治の妻「恵子」を<松たか子>、優子の母で治の妹「阿佐子」を<満島ひかり>、優子に好意を寄せる「立山」を<高橋文哉>、治が働いていた造船所の同僚を<森山直太朗>と<光石研>が演じています。