イラン攻撃、原爆投下引き合いに「正当化」@トランプ米大統領
6月
26日
25日、<トランプ米大統領>は米軍によるイランの核施設攻撃が「戦争を終結させた」とし、広島や長崎への原爆投下と「本質的に同じことだ」と語っています。
米国では原爆投下が第2次大戦を終わらせたとして正当化する意見が根強くあるようです。原爆投下を引き合いに出して軍事行動を正当化した発言は無視できそうにもありません。
オランダ・ハーグで北大西洋条約機構(NATO)の<ルッテ事務総長>と会談した際、記者団に語りました。
<トランプ米大統領>は米軍の攻撃がなければ、イスラエルとイランは「今ごろ戦い続けていた」と指摘。「広島や長崎の例は使いたくないが」と断りつつ、停戦合意につながったとの考えを示しました。
攻撃によってイランの核開発計画を「数十年」遅らせたと主張していますが、数カ月後退させただけにとどまったとする米情報機関の分析を「彼らは何も分かっていない」と批判しています。