『ゲキ×シネ「バサラオ」』@<いのうえひでのり>監督
6月
24日
「劇団☆新感線」の劇団44周年興行・夏秋公演として2024年に博多、東京、大阪で上演され15万人を動員した『バサラオ』を、同劇団の舞台を映画館のスクリーンで堪能できる「ゲキ×シネ」作品として映像化された『ゲキ×シネ「バサラオ」』が、2025年6月27日より公開されます。
ミカドや貴族に代わり、武家の棟梁である将軍が政をおこなうヒノモトの国。幕府の密偵として働いてきた「カイリ」は、密偵を辞めたいと申し出たことで寝返りを疑われ、危機に瀕します。幕府から逃れた「カイリ」は、麗しい顔で女たちを従えた「ヒュウガ」という男が桜の下で開く宴の場に遭遇します。
そこへ幕府の役人たちが現れ、「ヒュウガ」に惹かれて家を出た女たちを連れ戻そうとしますが、女たちは「ヒュウガ」を守るために幕府の役人たちに立ち向かい、散っていきます。そんな女たちを葬ることなく「この女たちの血を吸って、狂い桜はいっそう美しく真っ赤な花を咲かす。その美の真ん中にあるのがこの俺だ」と言い切る「ヒュウガ」でした。その生きざまに惹かれたのか、「カイリ」は「ヒュウガ」の軍師となります。
「ヒュウガ」を<生田斗真>、「カイリ」を<中村倫也>が演じ、「アキノ」に<西野七瀬>、「キタタカ」に<粟根まこと>、「サキド」に<りょう>、「ゴノミカド」に<古田新太>ほかが出演、監督は<いのうえひでのり>が務めています。