映画『リンダ リンダ リンダ 4K』が、2025年8月22日より公開されますが、予告編が解禁されています。
予告編は、「ソン」が歌う〈THE BLUE HEARTS〉の楽曲『僕の右手』が流れる中、本作の大ファンである<上白石萌歌>の「痛いほど胸に迫って、わけもわからず泣いてしまう。何度だってスクリーンで浴びたい!」というコメントで幕開け。
その後、<松本隆>の「ブルーハーツに嫉妬した」、<川谷絵音>の「こんなの見ちゃったらギターを弾くしかないよなぁ」、<Yaffle>の「未完成であるということは、なぜこんなにも僕たちを惹きつけるのだろうか」といった言葉が映し出されていきます。終盤には「ソン」ら4人が文化祭で〈THE BLUE HEARTS〉の『リンダ リンダ』を披露する様子も収められています。
2005年7月23日に公開されました『リンダ リンダ リンダ』は、文化祭直前に突如バンドを組んだ女子高校生たちを描いた青春映画です。韓国からの留学生をボーカルに迎えた彼女らは〈THE BLUE HEARTS〉をコピー演奏することに決め、3日後の本番に向けて猛練習を始めます。<ペ・ドゥナ>がボーカル担当の「ソン」、<前田亜季>がドラム担当の「響子」、<香椎由宇>がギター担当の「恵」、<関根史織>(Base Ball Bear)がベース担当の「望」役で出演。
<三村恭代>、<湯川潮音>、<山崎優子>、<甲本雅裕>、<松山ケンイチ>、<小林且弥>がキャストに名を連ねています。<山下敦弘>が監督を務め、<向井康介>、<宮下和雅子>、<山下敦弘>が脚本を手がけています。
映画雑誌の『映画芸術』で2005年の邦画ベストランキングで1位を獲得しています。同じく映画雑誌の『キネマ旬報』による第79回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画ベスト・テンで6位、読者選出日本映画ベスト・テンで3位に選出された作品です。
また、この作品の演技で<香椎由宇>が第29回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞しています。