日経平均株価(5月14日)終値3万8128円13銭
5月
14日
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比308円67銭(0.81%)安の3万7874円59銭でした。前日の米ハイテク株高を受けて朝方は高く始まりましたが、日経平均株価は前日に節目の3万8000円を回復したとあって、利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが優勢となりました。外国為替市場で円相場が対ドルで強含んだことも輸出関連株を中心に相場の重荷となりました。
米中貿易摩擦による世界の景気悪化懸念が後退したことから、前日の日経平均は2月27日以来、およそ2カ月半ぶりの高値を付けました。日経平均株価は前日まで4連騰、東証株価指数(TOPIX)は13連騰とさすがに急ピッチで戻し過ぎた感があり、目先の達成感から利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが出ているようです。
14日午前の東京外国為替市場で、円相場は「1ドル=147円台前半」と前日17時時点と比べて円高・ドル安が進んでいます。トヨタなど自動車には採算悪化を懸念した売りが出ました。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比55円13銭(0.14%)安の3万8128円13銭で終えています。