日経平均株価(5月12日)終値3万7644円26銭
5月
12日
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、午前終値は前週末比16円47銭(0.04%)高の3万7519円80銭でした。米中の関税を巡る初めての閣僚級協議を終え、両国の貿易摩擦が和らぐとの期待から株価指数先物が買い戻されていますが、戻り待ちの売りに押されて次第に伸び悩んでいます。
米中両政府は関税を巡る初めての閣僚級協議を日本時間12日未明までスイスで開き、出席した<ベッセント米財務長官>は米メディアなどに「確かな進展があった。協議は生産的だった」と語っています。進展期待から株価指数先物に買いが入りました。石油や海運など景気敏感株の上昇していますが、12日にも公表する米中協議の詳細を見極めたいと、買いの勢いは強さがありません。
<トランプ米大統領>は日本時間12日朝、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で米国での医薬品価格を大幅に引き下げる大統領令に署名すると明らかにしました。薬価は(30〜80%)引き下げられる可能性があるといい、武田やアステラス、大塚HDなど医薬品株には収益下押し懸念の売りが出ています。
終値は、前週末比140円93銭(0.38%)高の3万7644円26銭で終えています。