23日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は大幅に続伸して始まりました。
22日、<トランプ大統領>は対中関税について現状の(145%)から下がるだろうが、ゼロにはならないとの見解も示しました。同日には<ベッセント米財務長官>が関税政策を巡る米中の膠着状態が持続不可能だと指摘していました。
23日朝、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は「米政権が対中関税の大幅引き下げを検討している」と報じ、(50〜65%)程度に引き下げる案を含め、複数の案を検討しているといいます。最終決定していないものの、米中の貿易摩擦が激化することへの懸念が後退し、投資家心理を支えています。
ダウ平均株価は、前日比419ドル59セント(1.07%)高の3万9606ドル57セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比407.63ポイント(2.50%)高の1万6708.05で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比88.10ポイント (1.67%)高の5375.86で終えています。