ダウ平均株価(2月5日)終値4万4873ドル28セント
2月
6日
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は一進一退で始まりました。アルファベットなど決算を発表した一部の大型ハイテク株が大幅に下げ、投資家心理を冷やしています。半面、米長期金利が低下したことは米株相場を支えています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、グーグル親会社のアルファベットは(8%あまり)下げる場面がありました。4日夕に発表しました2024年10〜12月期決算は売上高が市場予想を下回っています。クラウド事業の伸びが鈍り、嫌気した売りが出ています。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も決算発表を受けて急落し、米株相場の重荷となりました。
もっとも、ダウ平均の下値は堅く、5日の米債券市場で長期金利は(4.4%台半ば)と前日終値(4.51%)を下回っています。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れているのは主力株への買いに流れています。
5日発表の1月のADP全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数が前月比18万3000人増でした。市場予想(15万人増)を上回り、労働市場が底堅さを維持していると受け止められています。ただ、7日に1月の米雇用統計が発表されるのを控え、株式相場の反応は今のところ限られています。
ダウ平均株価は、前日比317ドル24セント(0.71%)高の4万4873ドル28セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比38.31ポイント(0.19%)高の1万9692.33で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比23.60ポイント (0.39%)高の6061.48で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比38.31ポイント(0.19%)高の1万9692.33で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比23.60ポイント (0.39%)高の6061.48で終えています。