ダウ平均株価(1月31日)終値4万4544ドル66セント
2月
1日
31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まりました。取引開始直後には、2024年(12月4日)に付けました最高値「4万5014ドル04セント」を上回る場面がありました。アップルなど主力株の一角に決算を好感した買いが入り、指数を押し上げています。
アップルが一時、前日比(4%上昇)でした。30日夕に発表しました2024年10〜12月期決算で売上高が市場予想を上回ったうえ、説明会で1〜3月期の増収見通しを示しました。四半期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を上回ったビザも高くなっています。
31日朝発表の2024年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比の上昇率は(2.6%)でした。エネルギーと食品を除くコアでは(2.8%)と、ともに市場予想と同じでした。10〜12月期の雇用コスト指数の前期比の伸び率も(0.9%)と市場予想通りとなり、経済指標の株式相場への影響は限られています。
30日、<トランプ米大統領>は、中国への(10%)の追加関税とカナダとメキシコからの輸入品にそれぞれ(25%)の関税を課す考えを改めて示しました。2月1日から実施する可能性があります。米経済や物価への影響を見極めたい投資家も多く、主力株への買いが一巡した後、市場では関税引き上げが物価高など経済への悪影響につながると懸念され、景気敏感株や消費関連株を中心に売りが出ています。
ダウ平均株価は、前日比337ドル47セント(0.75%)安の4万4544ドル66セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比54.31ポイント(0.28%)安の1万9627.44で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比30.64ポイント (0.50%)高の6040.53で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比54.31ポイント(0.28%)安の1万9627.44で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比30.64ポイント (0.50%)高の6040.53で終えています。