<グーグルロゴ>(328)「2024年大晦日」
12月
31日
本日の<グーグルロゴ>は、「2024年大晦日」に変更されています。
一年の最後の日である〈大晦日〉です。旧暦では毎月の最終日を「晦日(みそか)」と言い、一年で最後の晦日であり、最も大事な日である12月末日を「大晦日」と呼ぶようになりました。
なぜこう読むのかは、かつて「みそか」は「三十日」と書いていましたた。また、「晦(つごもり)」という字には、「月が隠れる日」という意味があることから、毎月の末日を指す言葉として使われるようになりました。
〈大晦日〉の行事は、平安時代から行われていたと言われており、新しい年の穀物に実りをもたらしてくれる「歳神様(としがみさま)」を祀るための準備が行われていました。
歳神様は各家を訪れると信じられていたため、〈大晦日〉から家にこもって眠らずに夜通し祈願する「年籠り(としごもり)」をすることが一般的で、これが〈大晦日〉の風習の由来と言われています。
時代の流れとともに年籠りの風習は形が変わり、元日に行われていたお参りが残って、現在の「初詣」につながっています。ちなみにお正月にお馴染みの門松や鏡餅、注連縄(しめなわ)を飾るのも、歳神様をお迎えするために行われていたものです。