ライブ直後に逮捕されたメタルバンド「インペイルド・レクタム」のメンバーたちです。服役中の彼らは超商業主義のプロデューサーから、ドイツで話題のメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」への出演をオファーされますが、準備不足とその過剰な商業主義、そして獄中にいることを理由に辞退します。
そんな矢先、バンドでギターを担当する「ロットヴォネン」の父が病に倒れ、実家のトナカイ粉砕場兼スタジオが消滅の危機に陥ったため、彼らは脱獄を決意します。しかし巨大音楽ビジネスに巻き込まれたことでメンバー間に軋轢が生じ、バンドは存続の危機に陥ってしまいます。
フィンランドのメタルバンド「MORS SUBITA」の<ミカ・ラマサーリ>が前作に引き続き劇中音楽を手がけ、スウェーデンのオカルトロックバンド「YEAR OF THE GOAT」が劇伴を担当。さらに、日本のメタルダンスユニット「BABYMETAL」が重要な役どころで出演しています。