米雇用、22万7000人増@米労働省
12月
7日
6日、米労働省が発表しました11月の雇用統計(季節調整済み)によりますと、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比22万7000人増でした。
大型ハリケーンと航空機大手ボーイングのストライキの影響で低い伸びでした10月(3万6000人増)から急回復しています。市場予想(20万人増)を上回り、米国の雇用情勢が底堅さを保っていることが示されています。
失業率は(4.2%)と、前月から0.1ポイント悪化しました。インフレ動向に影響する平均時給は前年同月比I(4.0%上昇)で、伸び率は前月から変わらずでした。
業種別の就業者数は、輸送関連の製造業が3万2000人増。前月は落ち込みましたが、ストからの労働者の職場復帰を反映しています。レジャー・接客業も5万3000人増と、2000人増にとどまった前月から大きく拡大しました。