ダウ平均株価(10月22日)終値4万2924ドル89セント
10月
23日
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました、足元の米長期金利の上昇基調で株式の相対的な割高感が意識されやすくなっています。また、主要株価指数が最高値を更新して高値圏にあるなか、主力株の一角に利益確定や持ち高調整の売りが先行しています。
米長期金利は米東部時間22日未明に一時(4.22%)と7月下旬以来、約3カ月ぶりの高水準を付けています。米景気の底堅さが金融政策の先行き不透明感につながっています。11月5日の米大統領選挙の結果次第で米財政悪化への懸念が一段と強まる可能性があることも金利の上昇要因となっているようです。22日朝の取引で米長期金利は前日終値を下回っているものの、金利先高観が米株式相場の重荷となっています。
主要株価指数は前週まで6週連続で上昇でした。ダウ平均株価と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前週末に最高値を更新し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も7月上旬に付けた最高値に迫っています。大統領選が近づくなか、買い持ちを整理する動きが出ています。
ダウ平均株価は、前週末比6ドル71セント(0.016%)安の4万2924ドル89セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比33.12ポイント(0.18%)高の1万8573.13でした。
S&P500種株価指数は、前週末比2.77ポイント (0.047%)安の5851.21でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比33.12ポイント(0.18%)高の1万8573.13でした。
S&P500種株価指数は、前週末比2.77ポイント (0.047%)安の5851.21でした。