約6年間にわたって休園していました市立須磨海づり公園(神戸市須磨区)が11月1日(金)午前7時、リニューアルオープン(火曜休園)します。釣りだけでなく、食事や買い物が楽しめるレジャー施設にグレードアップされています
「須磨海づり公園」は、1976年に開設され、長く市民に親しまれてきました。2018年9月の「台風21号」で高波などの被害を受けて休園を余儀なくされ、市が再開に向けて復旧を進めてきました。
損害の大きかった沖側の釣り場は海底に沈めて魚礁として活用し、市によると調査で40種以上の魚が生息すると判明しています。陸側の釣り場は改修し、最大で300人近くが釣りを楽しめるといいます。
家族でくつろげる要素も新たに加わりました。陸側には「海鮮食堂すま家」が新しくオープンし、地元の魚介類を使った海鮮丼や地ワインなどを販売。「須磨海苔」やシラスといった特産品も購入できき、海岸にはテーブルやいすなどのテラス席を設け、海を眺めながらくつろげる。コンテナで軽食を提供するほか、魚と触れ合うタッチプールも登場です。
釣り利用の基本料金(4時間)は16歳以上1200円、6~15歳700円、市内在住の65歳以上600円。11~3月は午前7時~午後5時で、季節によって入園時間が変わります。