18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。、連日で最高値を更新した後で、主力株の一部に利益確定売りが先行しています。市場予想を下回る四半期決算を発表した銘柄の下げがダウ平均を下押ししている面もあります。
ダウ平均株価は10月に入り、17日時点で900ドルあまり上昇し、最高値更新が続いています。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値圏にあります。短期的な相場の過熱感や高値警戒感が意識されやすくなっています。
アメリカン・エキスプレスとプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に売りが先行しています。朝発表の2024年7〜9月期決算でともに売上高が市場予想に届きませんでした。
ダウ平均株価は、前日比36ドル86セント(0.085%)高の4万3275ドル91セントで終え、前日の最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比115.94ポイント(0.063%)高の1万8489.55でした。
S&P500種株価指数は、前日比23.20ポイント (0.40%)高の5864.67で、最高値を更新しています。