日経平均株価(10月15日)終値3万9910円55銭
10月
15日
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比626円65銭(1.58%)高の4万0232円45銭でした。取引時間中として(7月19日)以来およそ3カ月ぶりに節目の4万円を上回りました。
国内が連休中の米株高や、外国為替市場の円安・ドル高進行を追い風に投資家のリスク選好姿勢が強まりました。買い一巡後は伸び悩む場面もありましたが、海外短期筋による株価指数先物への買いが断続的に入って日経平均を押し上げています。
14日の米市場はダウ工業株30種平均株価や、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が連日で最高値を更新しています。アナリストが強気の業績見通しを示したエヌビディアが買われ、主要な半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅高でした。東京市場でも値がさの東エレクやアドテストなど半導体関連株が軒並み上昇でした。
日経平均は(9月27日)の直近高値(3万9829円)を超え、自民党総裁選後の株価急落前の水準を上回りました。27日投開票の第50回衆院選がきょう公示され、新政権の経済対策への期待の高まりも追い風となっています。イスラエルのイラン攻撃には石油施設が含まれないとの米メディア報道を受け、中東情勢を巡る不安の後退も投資家心理を支えています。
終値は4営業日続伸し、前週末比304円75銭(0.77%)高の3万9910円55銭で終えています。