『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』@<小松莊一良>監督
10月
13日
2024年4月21日に92歳でこの世を去った世界的ピアニスト<フジコ・ヘミング>の日々を見つめたドキュメンタリー『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』が、2028年10月18日より公開されます。
90歳を超えても世界中で精力的に演奏を続け、2024年も多くの公演を控えていたなかで逝去した<フジコ・ヘミング>です。サンタモニカ、パリ、東京に家を持ち、愛する猫や犬に囲まれてピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界でした。
2018年に公開されロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』の<小松莊一良>監督が、2020年からの4年間にわたる旅路を撮影。
戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話など、いつの時代も、どこで暮らしても、自分らしく生きてきた彼女の姿を、4Kカメラで撮影したダイナミックな演奏シーンを盛り込みながら映し出しています。2023年3月のパリ・コンセルバトワール劇場でのコンサートでは、『ラ・カンパネラ』・『別れの曲』・『月の光』など数々の名曲を披露しています。