19日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇しました。12時時点は「1ドル=147円32〜34銭」と前週末17時時点と比べて1円71銭の円高・ドル安でした。
16日の米長期金利の低下で円買い・ドル売りが優勢となりました。円相場が16日のニューヨーク市場での高値147円台半ばを上回ると損失覚悟の円買い・ドル売りが増え、比較的急速な上昇となりました。12時過ぎには「1ドル=146円75銭近辺まで買われています。
米長期金利の低下でドルは人民元やアジア通貨など幅広い通貨に対して売りが優勢となっています。市場では、夏季休暇で参加者が少なく、16日のニューヨーク市場での高値を上回ると損失覚悟(ストップロス)の円買い・ドル売りが入ったとみられています。
円は対ユーロでも上昇しています。12時時点は「1ユーロ=162円50〜52銭」と同1円22銭の円高・ユーロ安でした。