日経平均株価(8月16日)終値3万8062円67銭
8月
16日
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、午前終値は前日比1073円78銭(2.92%)高の3万7800円42銭でした。
15日の米株式相場の上昇を受けて投資家心理が一段と上向き、幅広い銘柄に買いが入っています。外国為替市場で円安が進み、輸出関連企業などの業績に追い風との見方も支援材料となりました。
15日に発表しました7月の米小売売上高は、米景気の堅調さを示唆する結果となったことで、15日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価など主要株価指数が上昇でした。この流れを引き継ぎ、16日の東京市場ではファストリやソフトバンクグループ(SBG)など指数寄与度が高い銘柄が買われました。
国内の長期金利上昇を受け、利ざや改善期待から三菱UFJなど銀行株に資金が向かい、第一生命HDなどの保険株も物色されています。
日経平均株価は、(7月11日)の年初来高値(4万2224円)から(8月5日)の年初来安値(3万1458円)までの下落幅(10765円)の半値戻しの水準(3万6841円)を足元では上回っており、終値ベースで達成できるかどうかに市場の注目が集まっていました。
終値は、前日比1336円03銭(3.64%)高の3万8062円67銭で終えています。