「1ドル=157円93銭」
7月
13日
12日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が急騰し、一時「1ドル=157円38銭」をつけています。短時間で1円以上、円高が進んでいます。
政府・日銀は前日に市場の不意を突いて約2カ月ぶりに円買い・ドル売りの為替介入に踏み切っており、市場では「再介入があるのではないか」と疑心暗鬼が渦巻いています。
12日午後9時半(日本時間)の円相場は「1ドル=159円前後」で推移していましたが、6月の米卸売物価指数(PPI)が発表された直後に、1円以上円高がすすみました。午後11時にも1円弱、円高が進む場面がでています。
政府・日銀は11日、6月の米消費者物価指数(CPI)が発表された直後に3・5兆円規模の円買い・ドル売りの為替介入を実施したとみられています。
<神田真人財務官>は12日のニューヨーク外国為替市場で再び円高・ドル安が進んだことについて、財務省内で13日、記者団の取材に「(為替)介入したかどうか、私から申し上げることはない」と述べています。