ダウ平均株価(7月3日)終値3万9308ドル00セント
7月
4日
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。同日発表の米雇用関連指標を受け、米長期金利が低下しています。株式の相対的な割高感が薄れ、株式相場を支えています。半面、4日の独立記念日の祝日を前に、3日の米株式市場は午後1時までの短縮取引となるため、積極的な売買を手控える雰囲気もあり、ダウ平均は下落に転じる場面が出ています。
3日発表の6月のADP全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が前月に比べ15万人増えています。増加幅は市場予想(16万人)を下回りました。週間の米新規失業保険申請件数は23万8000件と市場予想(23万3000件)以上でした。労働需給が緩和する方向にあることを示し、同日朝の米債券市場では長期金利が前日終値(4.43%)を下回って推移。株式相場を支えています。
半面、ダウ平均の上値は重く、小幅な下落に転じる場面があり、前日に多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が2週間ぶりに最高値を更新し、終値で初めて5500台に乗せています。主力株の一部には持ち高調整や利益確定の売りが出やすい状況でした。
ダウ平均株価は、前日比23ドル85セント(0.1061%)安の3万9308ドル00セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比159.54ポイント(0.88%)高の1万8188.30でした。
S&P500種株価指数は、前日比28.01ポイント (0.51%)高の5537.02でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比159.54ポイント(0.88%)高の1万8188.30でした。
S&P500種株価指数は、前日比28.01ポイント (0.51%)高の5537.02でした。