20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落でした。午前終値は前日比246円66銭(0.64%)安の3万8324円10銭でした。
19日の欧州市場で主要株価指数の一部が下落したことで投資家心理がやや悪化し、日本株に売りが波及しています。このところ日経平均は3万9000円近辺がレンジの上限として意識されており、材料難のなかで当面の上値は重いとみた投資家の利益確定売りに押されました。
後場に入り、ハイテク株比率が高い米ナスダック100指数の先物「Eミニ・ナスダック100」が堅調に推移し、日本時間今晩の米ハイテク株が上昇するとの見方から日本株にも先回り買いが優勢となりました。
終値は小幅に値上がりして、前日比62円26銭(0.16%)高の3万8633円02銭で終えています。