神戸：ファルコンの散歩メモ

「神戸松蔭女子学院大学」（神戸市灘区篠原伯母野山町１丁目２−１ ）が、２０２５年４月から「共学」となり、大学名称を「神戸松蔭大学」へと変更します。ちなみに、松蔭中学校・高等学校については、今まで通り女子教育が継続されます。

 

「神戸松蔭女子学院大学」は、性別という枠を超えて誰しもがその可能性を拓いていける社会の構築に貢献できるよう、ジェンダーアイデンティティ（性自認）に関わらず入学生を受け入れることを決定しています。

 

１９５０年３月 「 松蔭短期大学」開学から７５年にわたる高等教育の歴史を通して、女性の地位向上に一定の役割を果たしてきた「神戸松蔭女子学院大学」が、大きく変わります。あわせて、英語学科と科学部都市生活学科の名称の変更や、人間科学部食物栄養学科の募集停止などの変更も発表されています。

 

大学モットー「Open Yourself, Open Your Future」は変わらず継承されるとのこと。そこに「ともに拓く、新しい社会」というキーコンセプトが、２０２５年に向けて掲げられます。

 

神戸では「神戸親和女子大学」（神戸市北区鈴蘭台北町７丁目１３－１）が、２０２３年４月に男女共学になり「神戸親和大学」になりました。少子化の進む中、今後の女子大学の動きがどうなるのか気になるところです。