ダウ平均株価(1月5日)@終値3万7466ドル11セント
1月
6日
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました同日発表の2023年12月の「米雇用統計」で非農業部門の雇用者数の増加幅が市場予想を上回りました。雇用統計を受け、米長期金利が上昇し、株式相場の重荷となっています。半面、米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かうとの期待が根強く、ダウ平均株価は上昇する場面も出ています。
2023年12月の「米雇用統計」では、非農業部門の雇用者数が前月に比べ21万6000人増え、市場予想(17万人増)を上回りました。失業率は前月から横ばいの(3.7%)でした。市場予想は(3.8%)でした。労働市場の底堅さを示したとの受け止めから、米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに踏み切るとの観測がやや後退しています。
雇用統計を受け、5日朝の米債券市場では長期金利が前日終値(4.00%)を上回る(4.10%)まで上昇(債券価格は下落)する場面がありました。金利上昇を受け、株式の相対的な割高感を意識した売りが出ています。
終値は、前日比25ドル77セント(0.069%)高の3万7466ドル11セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比13.77ポイント(0.095%)高の1万4524.07でした。
S&P500種は、前日比8.56ポイント (0.18%)高の4697.24でした。
S&P500種は、前日比8.56ポイント (0.18%)高の4697.24でした。