ダウ平均株価(1月2日)@終値3万7715ドル04セント
1月
3日
2024年最初の取引となる(1月2日)の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感から売りが出ています。スマートフォンのアップルの(3%)の下げが目立ち、指数の重荷となりました。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じるとの観測は根強くあり、ダウ平均の下値は堅い状況です。
米長期金利は2日未明に(4.02%)を付け、前週末終値(3.87%)を上回って推移しています。昨年の相場をけん引した主力ハイテク株が軒並み売られ、ソフトウエアのマイクロソフトも値を下げています。
昨年のダウ平均株価は年間で(13.7%高)となり、2年ぶりに上昇しています。今週は2023年12月の米雇用統計など雇用関連指標の発表が相次ぐほか、12月に開催されました米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されます。内容を見極めたい雰囲気も強く、買いが見送られている面があり、相対的に出遅れ感のあったディフェンシブ株が買われ、相場を支えています。
終値は小幅に続伸、昨年末比25ドル50セント(0.068%)高3万7715ドル04セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日反落、昨年末比245.41ポイント(1.63%)安の1万4765.94でした。
S&P500種は、昨年末比27.00ポイント (0.57%)安の4742.83でした。
S&P500種は、昨年末比27.00ポイント (0.57%)安の4742.83でした。