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- 日経平均株価(12月7日)@終値3万2858ドル31セント
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比545円96銭(1.63%)安の3万2899円94銭で前場を終えています。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落し、東京市場にリスク回避目的の売りが波及しています。米ハイテク株の下落を引き継いで指数寄与度の高い半導体関連株が総じて軟調に推移し、日経平均の押し下げ要因となりました。日経平均は前日に「670円08銭」高と急反発していたため、短期的な相場過熱を警戒した利益確定売りも重荷となっています。
11月の米雇用統計の発表を8日に控え、米景気の先行き懸念を強めた投資家が持ち高調整の売りを出したとの見方があ出ています。米民間雇用サービス会社ADPが6日発表しました11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回るなど、このところ米雇用情勢の軟化を示すデータが目立っています。
市場では、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるかに疑念を抱いた短期筋が利益確定売りを出しているとの声も聞かれ、8日に先物とオプションの清算日が重なる「メジャーSQ(特別清算指数)」の算出を控え、急伸した前日とは逆に、きょうは短期筋の思惑的な売りが膨らんだようです。
終値は反落し、大引けは前日比587円59銭(1.76%)安の3万2858円31銭でした。
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