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神戸:ファルコンの散歩メモ

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「1ドル=151円39銭」

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「1ドル=151円39銭」
ニューヨーク為替市場、ドルの買い戻しが強まり、ドル円は再び「1ドル=151円台」になっています。この日は米小売売上高と生産者物価指数(PPI)が発表になりましたが、双方まちまちの内容となり、ドル円も激しい値動きでした。

米(PPI)は前日の米消費者物価指数(CPI)に続き、ガソリン価格低下を反映して予想以上に低下していました。インフレ鈍化を示唆する内容で、為替市場も一旦ドル売りの反応を強め、ドル円は「1ドル=150円」付近まで下落していました。

しかし、直ぐに買い戻され、米国債利回りの上昇と伴に今度は「1ドル=151円台」まで急速に買い戻されています。米小売売上高が予想ほど落ち込まなかったことが買いを誘っています。10月の米小売売上高は前月比(0.1%減少)。一方、自動車とガソリンを除いたコアは(0.1%の増加)でした。10月のガソリンの店頭価格の下落を考慮すると、小売売上高のガソリンスタンドの売上は(0.3%減)となっており、全体の足を引っ張るほどの大きな影響はありませんでした。今回の米小売売上高は底堅い米個人消費を示しています。

短期金融市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了への期待感は強く、前日の米(CPI)で高まった来年の利下げ期待は後退しており、米国債利回り上昇とドル高の反応に繋がっているようです。
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