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- 日経平均株価(10月23日)@終値3万0999円55銭
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比252円24銭(0.81%)安の3万1007円12銭で前場を終えています。前週末の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、日銀が金融政策を再修正するとの思惑を受けた売りも出ています。
前週末の米株式市場では主要株価指数がそろって下落しました。米長期金利は上昇がやや一服しているものの、依然として高水準です。米連邦準備理事会(FRB)の高官らが金融引き締めの長期化を支持する意向を示したのも重荷となり、中東情勢の悪化懸念も依然強く、東京市場に売りが波及しています。
国内の長期金利が(0.860%)に上昇し、2013年7月以来、約10年3カ月ぶりの高水準になり、事実上の上限とする(1%)に近づきつつあるため、日銀が30~31日に開く金融政策決定会合で、金融政策として長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の再修正論が浮上してきたとの報道があり、株式相場の重荷になっています。
終値は3営業日続落し、前週末比259円81銭(0.83%)安の3万0999円55銭で終えています。終値で3万1000円を円を下回るのは(10月6日)の「3万0994円67銭」以来になっています。
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