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- ダウ平均株価(9月20日)@終値3万4440ドル88セント
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。原油相場の上昇が一服し、インフレ圧力の高まりへの過度な懸念が和らぎ、午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表と米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>の会見を控え、様子見の雰囲気もありましたが、市場では米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が広がり、次第に売りが出てダウ平均は下げに転じています。
(FOMC)は市場の想定通り、2会合ぶりに政策金利の据え置きを決めています。参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では2023年末が(5.6%)と、年内に(0・25%)の追加利上げを示唆する水準で変わりませんでした。一方、2024年末は(5.1%)と(0.50%)の利下げを織り込む水準となり、前回(4.6%)から切り上がっています。
<パウエル(DRB)議長>が(FOMC)後の会見で足元の米景気の底堅さなどに言及し、追加利上げの可能性を否定しませんでした。政策金利が十分に引き締め的な領域にあるかについての明言も避けています。市場では、会見がタカ派よりと受け止められています。
(FOMC)前は買いが優勢でした。20日発表の8月の英消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回っています。グローバルなインフレへの警戒が和らぎ、米債券市場でも長期金利が低下する場面がありました。米原油先物が一時、「1バレル=90ドルを下回り、原油価格の急激な上昇が一服したことも株式市場の投資家心理の支えとなりました。
終値は続落し、前日比76ドル85セント(0.22%)安の3万④④40ドル88せんとで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比209.058ポイント(1.53%)安の1万3469.128でした。 S&P500種は、前日比41.75ポイント(0.94%)安の4402.20でした。
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