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- 今年の読書(51)『のっけから失礼します』三浦しをん(集英社文庫)
<原田マハ>の重厚な『リボルバー』を詠んだ後だけに、気分転換に軽い読み物がいいかなと<三浦しをん>のエッセイ集『のっけから失礼します』を選びました。
本書は、『BAIRA』誌に2014年6月号から2019年5月号に連載されたエッセイをまとめ、2019年8月に単行本として刊行され、2023年6月25日に文庫本として発売されています。
5年間の掲載エッセイが、4章に分けられ、新規の〈おまけ〉の追加分もあり約60篇が収録されています。
一篇ずつ起承転結で小気味よくまとめられ、当時を回想しての〈後記〉が面白く、私小説的に母・父・弟の関係もよくわかり、また当時の〈映画〉や〈漫画〉なども登場、違った目線での分析もあり、楽しめました。
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