ダウ平均株価(8月7日)@終値3万5473ドル13セント
8月
8日
前週末までの3営業日でダウ平均株価は560ドルあまり下落しています。これまでの上昇局面で買い遅れていた投資家の買いが出ています。ニューヨーク連銀の<ウィリアムズ総裁>が「今の利上げサイクルのピークは近い」となどと述べたと7日付の米紙ニューヨーク・タイムズが報じ、株買いを後押ししています。
今週10日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)では、インフレの鈍化が続くとの見方が強いようです。11日には7月の米卸売物価指数(PPI)と8月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)の発表が控えています。インフレ圧力が弱まるなかでも消費者心理の改善が確認できれば、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化観測が一段と後退します。
終値は4営業日ぶりに反発し、前週末比407ドル51セント(1.16%)高の3万5473ドル13セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前週末比85.160ポイント(0.61%)高の1万3994.398でした。
S&P500種は、前週末比40.41ポイント (0.90%)高の4518.44でした。