『ヴイナス戦記』@BS12トゥエルビ
7月
30日
『ヴイナス戦記』は、1987年から1990年に学習研究社の漫画雑誌『コミックNORA』にて連載されました<安彦良和>の漫画を原作とする、未来の金星を舞台にしたSF作品です。
小惑星と激突した金星(ヴィナス)の環境が地球のように変動したことで、立案された植民計画でしたが、第一次移民団の到着から時は流れ、現在の金星は二大自治州イシュタルとアフロディアがにらみ合う社会を形成していました。アフロディアの首都に住む少年「ヒロ」は、突然襲ってきたイシュタル軍によって街を占領されてしまいますが、バイク仲間と共に反抗の狼煙を上げます。軍から与えられた最新鋭戦闘バイク・HOUNDを駆り、「ヒロ」は否応なく戦火に巻き込まれていきます。
原作の第一部をベースに、映画オリジナルキャラである女性ジャーナリスト「スウ」の視点を入れるなど、各種アレンジを加えて映像化されています。
主人公「ヒロ」に<植草克秀(少年隊)>、「マギー」に<水谷優子>、「スゥ(スーザン・ソマーズ)」に<原えりこ>、「ミランダ」に<佐々木優子>、「ガリー」に<納谷悟朗>ほかが声を当てています。
1970年代に年代に、アニメーターとして『宇宙戦艦ヤマト』・『勇者ライディーン』などに携わり、『機動戦士ガンダム』ではアニメーションディレクターとキャラクターデザインに携わり、1989年から専業漫画家へと転身したアニメーター兼漫画家の<安彦良和>が原作・脚本・監督を務めています。