『リトル・マーメイド』@「金曜ロードショー」
6月
2日
『リトル・マーメイド(1989)』は、アンデルセンの童話を原作に、主人公「アリエル」の恋と冒険を豊かな色彩と詩情でつづったディズニー映画28作目の長編アニメーションです。公開当時、アニメ映画史上ナンバーワンの大ヒットを記録し、主題歌『アンダー・ザ・シー』はアカデミー賞主題歌賞を受賞。音楽を手掛けた<アラン・メンケン>が、アカデミー賞作曲賞に輝いています。
監督と脚本を担当したのは、アニメーション版『アラジン』で監督と脚本を担当した<ジョン・マスカー>と、『モアナと伝説の海』で監督を務めた<ロン・クレメンツ>です。カニの「セバスチャン」や、タイの「フランダー」などユニークなキャラクターを登場させ、音楽もロック、レゲエ、バラードを織り交ぜ、かつてウォルト・ディズニー自身が映画化しようとした『人魚姫』をディズニーらしいポップで楽しい作品に仕上げられています。
6月9日公開の実写版は、『シカゴ』の<ロブ・マーシャル>が監督を務め、音楽はアニメーション版に続いて<アラン・メンケン>が担当、『モアナと伝説の海』・『ミラベルと魔法だらけの家』で音楽を手掛けた新進気鋭の<リン=マニュエル・ミランダ>が参加。高い歌唱力を持つ新人女優<ハリー・ベイリー>が「アリエル」役を演じています。