日経平均株価(5月10日)@終値2万9122円18銭
5月
10日
前日の米株式市場ではハイテク株や半導体関連株が下げ、東京市場も値を下げています。ただ、主要企業の決算発表が本格化するなか、個別株の売買が中心となり、業績や収益見通しが市場予想に届かず、売られる銘柄が目立ちましたが、日経平均は下げ渋る場面もありました。
好決算や株主還元の強化を発表した銘柄への買いが支えとなり、市場では「米国では米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化や米政府の債務上限問題」など懸念がありますが、日本独自の不安材料は見当たらず、日本株の地合いは引き続き強いようです。
トヨタは13時55分に2024年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比(5%増)の2兆5800億円になるとの見通しを発表しました。2年ぶりの最終増益となります。あわせて自社株買いの実施も発表し、トヨタ株は一時(2%超)上げています。
終値は反落し、前日比120円64銭(0.41%)安の2万9122円18銭で終えています。