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- ダウ平均株価(5月8日)@終値3万3618ドル69セント
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。
経営不透明感から前週半ばにかけて急落した米地域銀行株は、前週のファースト・リバプリック・バンク破綻後も預金残高が安定しているうえ、米金融当局が空売りなどの取引規制を検討するとの観測もあり、売り方が買い戻しが続き、市場を支えています。
ただ、8日午後に米連邦準備理事会(FRB)が公表する米銀の融資態度調査で貸し出し態度がどの程度厳格化しているかや、10日の米消費者物価指数(CPI)、11日の米卸売物価指数(PPI)など注目指標の発表を控え、見極めたいとして相場の戻りは鈍く、株式相場の上値は重い流れでした。
(FRB)が8日に発表した1~3月期の融資担当者調査によりますと、大企業・中堅企業の商工業ローン向けの貸し出し基準は前回の調査に比べ厳しくなりました。企業の資金調達環境が悪化することで、米景気の冷え込みにつながるとの懸念が相場の重荷となっています。
終値反落し、前週末比55ドル69セント(0.2%)安の3万3618ドル69セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比21.505ポイント(0.2%)高の1万2256.918でした。S&P500種は、前週末比1.87ポイント (0.045%)高の4138.12でした。
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