『ホーリー・トイレット』@<ルーカス・リンカー>監督
2月
27日
頭部を負傷して意識を失った建築家「フランク」は、リゾートホテルの建設現場で横倒した仮設トイレの中で目を覚まします。記憶が欠落し、状況がよく飲み込めないなか、右腕には鉄筋が突き刺さっており、トイレの周りには大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆発するということがわかります。
誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはなりませんが、身動きが取れません。やがて、友人である市長「ホルスト」の邪悪な思惑が明らかになり、刻一刻と爆発の時間が近づいていきます。
仮設トイレの中だけで全編が進行する設定と、過激なブラックユーモアやエログロ描写で世界各国のファンタスティック映画祭で話題を集めた作品です。
「フランク」に<トーマス・ニーハウス>、「ホルスト」に<ギデオン・ブルクハルト>、「マリー」に<オルガ・フォン・ラックバルト>が扮し、監督は新人の<ルーカス・リンカー>が務めています。