<小山怜央> (画像:日本将棋連盟提供) <横山友紀四段>
13日、将棋のプロ棋士を目指す横浜市の将棋講師<小山怜央>さん(29)の棋士編入試験第4局が大阪市福島区の関西将棋会館で指され、<小山怜央>さんが<横山友紀四段>(23)に133手で勝ち、対戦成績3勝1敗で合格しています。
プロ養成機関の奨励会の経験がない合格者は初めてになります。4月1日付でフリークラスの四段となり、順位戦以外の棋戦に出場できます。
アマチュアからプロに編入した棋士は、<花村元司九段>(故人)、<瀬川晶司六段>(52)、<今泉健司五段>(49)、<折田翔吾五段>(33)に次いで5人目となっています。若手の四段5人と対戦し、勝ち越しで合格となる現行制度では3人目です。
<小山怜央>さんは、アマ強豪としてプロの公式戦に出場を続け、2022年9月、直近の公式戦の成績を10勝5敗として棋士編入試験の受験資格を満たし、2022年11月から試験対局に臨んできました。昨年11月28日の第1局で<徳田拳士四段>(25)、同12月12日の第2局で<岡部怜央四段>(23)に連勝し、合格まであと1勝と迫った後、第3局の<狩山幹生四段>(21)には敗れ、今回の対局を迎えていました。
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