日経平均株価(1月19日)@終値2万6405円23銭
1月
19日
前日の米株式市場では市場予想を下回る経済統計の発表が相次ぎ、景気減速の懸念が高まりました。米株式相場の下落を受け、東京市場でもリスク回避の売りが出ています。外国為替市場では「1ドル=127円台後半」の円高・ドル安が進み、輸出採算の悪化を懸念する売りが自動車株を中心に広がっています。
18日発表の2022年12月の米小売売上高や米鉱工業生産指数は市場予想以下でした。景気減速懸念から、18日のダウ工業株30種平均株価やハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が(1.24%)下落しています。東京市場では半導体関連や主力の値がさ株が下落し、日経平均を押し下げました。
一方、インバウンド(訪日外国人)需要の回復期待から空運や百貨店株が上昇し、相場の支えとなっています。日本政府観光局(JNTO)が18日発表しました2022年12月の訪日外国人客数は137万人と、前年同月(1万2084人)を大きく上回りました。
終値は3日ぶりに反落し、前日比385円89銭(1.44%)安の2万6405円23銭で終えています。