一日毎の死者数(画像:NHK)
新型コロナウイルスによる死者が、国内で増え続けています。2023年1月に入ってから、何度も一日の「過去最多」を更新していますが、メディアによって死者数に微妙な違いがでています。16日朝現在、「503人」を最多とする報道もあれば、「523人」という報道もあります
NHKやTBS・毎日新聞は14日段階での「過去最多」は「503人」としています。ところが、共同通信は前日の13日、「新型コロナ死者523人、過去最多」と配信しています。読売新聞も13日、「国内コロナ死者523人、過去最多を更新」と伝えています。
原因は、集計の締め切り時間の違いのようです。NHKは常に「厚生労働省によりますと・・・」と、ソースを明示して報道しています。厚労省のコロナの死亡者数は、「0時時点」で集計しています。つまり、本日の発表数字は、実はその日の死亡者数ではありません。
各都道府県は夕刻に感染者数や死者を公表しています。当日の「午後7時現在」の人数でまとめそれらの最新の数字が反映されているのが朝日新聞、読売新聞、共同通信だといえるようです。現在のように、死者が増えている状況だと、遅い締め切り時間を基にした集計の方が、死者の人数が多くなる可能性があります。その結果、ずれが生じているとみられます。
ちなみに「神戸:ファルコンの散歩メモ」での〈新型コロナウイルス感染状況〉は、夕刻時点での集計の地元「神戸新聞」の一覧表を引用しています。
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