<吉本ばなな>の長編小説『N・P』(1990年12月・角川書店)を、ベルギーを拠点に活動する映像作家<リサ・スピリアールト>が2020年日本・ベルギー製作のサイレント映画として実写化した『N・P』が、2022年10月15日より公開されます。
状況音とノイズミュージックをバックにセリフを字幕で表示するスタイルで、自殺した作家とその子どもたちを巡る愛の物語を描いています。
アメリカで暮らし、48歳で自ら命を絶った作家「高瀬皿男」でした。彼が残した97話からなる短編集『N・P』に、未収録の98話目が存在していたことが判明します。それは実の娘に恋する男の話で、日本語に翻訳していた「庄司」も自殺してしまいます。「庄司」の死から4年後、彼の恋人だった「風美」は、「高瀬」の子である双子の姉弟と出会います。さらに、「庄司」の形見である98話目の原稿を狙う女も現れます。
出演は、監督の実妹でアーティストとして映像・壁画・陶芸などを手がける<クララ・スピリアールト>が「風美」、振付家・ダンサーの<川村美紀子>が「箕輪翠」、「高瀬咲」に<サールチェ・バン=デ=ステーネ>、「高瀬乙彦」に<宮村周志>が演じています。
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