コオロギビール「HANERU」@吉備土手下麦酒醸造所
8月
26日
「コオロギビール」としては、遠野醸造(岩手県遠野市)が「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」を先陣として発売しています。
昆虫食のベンチャー「陸(おか)えびJAPAN」(同町竹部)が養殖したコオロギを使用しており、煮汁を麦汁に混ぜて煮詰め、酵母を加えて醸造しています。
今春販売した第1弾は一般的なビール酵母で仕込んでいますが、第2弾はコオロギから取れる酵母を使用。第1弾が通常のビールと同じ色合いでまろやかな飲み口だったのに対し、第2弾は白っぽくすっきりした味わいで、後口にコオロギの香ばしさがほのかに感じられるといいます。商品名は「HANERU(ハネル)」で、330ミリリットル入り800円です。
食用コオロギは栄養価が高く、国連食糧農業機関(FAO)が将来の食料不足を見据え、家畜に代わるタンパク源として推奨しています。
これまでにも、「コオロギパン」や「コオロギのビスコッティ」や「コオロギせんべい」などに注目していますが、普及はまだまだのようです。