日経平均株価(8月22日)@終値2万8794円50銭
8月
22日
米長期金利の上昇を警戒した売りが優勢となって下げ幅は一時300円を超え「2万8586円36銭」の安値を付けましたが、中国人民銀が実質的な政策金利で優良企業向け融資の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)の1年物を(0.05%)引き下げ(3.65%)に設定変更を発表し、外国為替市場で円の対ドル相場が約1カ月ぶりの安値を付けたことなどが支えとなり、下げ渋っています。
前週末の米市場で長期金利が節目の(3%)に接近した(2.99%)を付け、米ナスダック総合株価指数は(2%)下落しました。東京市場でも金利上昇局面で相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に売りが出て、相場を押し下げ、個人投資家を中心に利益確定売りや戻り待ちの売りを促しています。
終値は3営業日続落し、前週末比135円83銭(0.47%)安の2万8794円50銭で取引を終えています。