日経平均株価(8月16日)@終値2万8868円91銭
8月
16日
朝方は最近の急ピッチな相場上昇の反動で利益確定売りが先行しましたが、下値では押し目買いも入って前日終値を挟む展開が続きました。
日経平均は前日までの2営業日で「1052円45銭」上昇し、心理的な節目の2万9000円が視野に入り、利益確定や戻り待ちの売りが相場の重荷になりました。
前場で下げ幅は一時100円を超え「2万8752円88銭」の安値を付けていますが、その後は下げ渋って上昇する場面も見られました。前日の米株式市場で主要3指数が上昇しており、米国ではインフレがピークアウトするとの見方を背景に、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるという期待が続いており、東京市場ではグロース(成長)株を中心に買い戻しが出ています。
終値は3栄業日ぶりに反落し、前日比2円87銭(0.0099%)安の2万8868円91銭で取引を終えています。