ダウ平均株価(8月9日)@終値3万2774ドル41セント
8月
10日
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、前日の半導体大手のエヌビディアに続き、9日朝にはマイクロン・テクノロジーなどの業績予想の下方修正が相次ぎ、ハイテク株への売りに波及しています。ただ、10日発表予定の7月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたい状況で、持ち高を一方向に傾ける動きは弱い流れでした。
一方、米原油相場の上昇を受け、石油のシェブロンが買われている。医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどディフェンシブ株も上昇し、ダウ平均を下支えしています。
(CPI)は原油安を受けて伸びの鈍化が予想されています。ただ、市場予想ほどインフレが減速していなければ株売りを招くリスクもあり、様子見姿勢が続いています。
終値は3営業日ぶりに反落し、前日比58ドル13セント(0.18%)安の3万2774ドル41セントで取引を終えています。