『メンフィス・ベル』@NHK-BSプレミアム
8月
3日
イギリスに駐留しドイツに対する昼間爆撃を任務としていたB-17F、愛称「メンフィス・ベル」の若き10人の乗組員たちを描いています。
第二次世界大戦中の1943年、イギリスのアメリカ軍基地。アメリカ第8空軍所属の爆撃機「メンフィス・ベル」はB-17の中で24回出撃して唯一無傷でした。25回目の飛行が終われば、みな英雄として故郷に帰れます。
「メンフィス・ベル号」らのクルー達に25回目の出撃命令が下ります。目的はブレーメンの飛行機工場の爆撃です。容赦ない攻撃で友軍機が次々と墜ちていく中、爆撃地点の上空に達しましたが煙幕で目標が見えません。操縦士の「デニス」は煙幕が晴れるまで危険な白昼の旋回を続けることを決意。ドイツ空軍の戦闘機による激しい攻撃の中、ようやく煙幕が晴れ、任務は完了します。
しかし、基地への帰途、「ダニー」が敵機の銃弾を受け、重傷を負います。落下傘を着けて落とし、ドイツの民間人に救助してもらうことを主張する爆撃手の「ヴァル」に対して、みんなは一緒に帰還することを選びます。エンジン損傷など、様々な困難を乗り越えた「メンフィス・ベル」が基地に戻ってきますが、片輪しか出ていませんでした。
監督は<マイケル・ケイトン=ジョーンズ>が務め、脚本は<モンテ・メリック>が担当しています。出演は「デニス」に<マシュー・モディン>、「ダニー」に<エリック・ストルツ>、「ヴァル」に<ビリー・ゼイン>、<テイト・ドノヴァン>、<D・B・スウィーニー>、<ショーン・アスティン>、<ハリー・コニック・ジュニア>が名を連ねています。