「サル痘」感染者@韓国
6月
22日
21日にドイツから帰国した30代の韓国人1人で、空港の検疫で感染の疑いがあるとされ、政府が指定する医療機関に搬送されて隔離治療を受けていたといいます。
韓国疾病管理庁によりますと、感染者は21日午後4時ごろにソウル郊外の仁川空港に到着した段階で、37度程度の微熱やのどの痛み、疲労感、皮膚の症状などがありました。帰国前の18日に頭痛の症状が始まったといいます。
本人が空港の検疫所に申告し、検査などで感染が確認されました。飛行機で近くに座っていた乗客の健康状態も観察していくといいます。
「サル痘」は今年、世界各地で感染の確認が相次ぎ、世界保健機関(WHO)が注視しています。人から人への感染はまれだとのことですが、米疾病対策センター(CDC)は患者の体液や傷から感染する可能性があるとしています。