日経平均株価(6月22日)@終値2万6149円55銭
6月
22日
21日の米株式市場で主要3指数がそろって値上げした流れを受けて買いが先行しました。円相場が「1ドル=136円台」の円安水準が好感され、収益にプラスに働くとの期待から自動車など輸出関連株に買いが入っています。
もっとも、買いが一巡した後は下げる場面もでています。欧米などで金融引き締めの姿勢が鮮明となるなか、市場では景気への影響など先行き不透明感が強く、積極的に上値を追いにくいとのみかたもあり、前日に上昇が目立った半導体関連株がきょうは一転して売られるなど、戻り待ちの売りの様相が強く出ています。
日本時間22日夜に<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の米議会証言を控えており、金融政策を巡りどのような姿勢を示すのかが注目され、持ち高を一方向に傾ける動きは見られず、発言次第で相場が揺れる可能性があり様子見状態でした。
終値は反落し、前日比96円76銭(0.37%)安の2万6149円55銭で取引を終えています。