新型コロナウイルスの飲み薬(画像:塩野義製薬)
25日、塩野義製薬は開発を進めていました新型コロナウイルスの飲み薬タイプの治療薬について、厚生労働省に承認申請したと発表しています。
承認が得られれば国内企業で初の飲み薬となります。昨年9月に最終段階の臨床試験(治験)を開始しており、安全性や有効性が確認されています。
塩野義製薬の治療薬は軽症者向けで、ウイルスの増殖を抑えて重症化を防ぐとのことです。医療関係者からは早期治療につながり、医療体制の逼迫を解消できると期待されているようです。
新型コロナの治療薬は、厚労省が昨年 12月に米メルクの飲み薬「モルヌピラビル」を特例承認。さらに今年2月10日には米ファイザーの飲み薬「パキロビッドパック(国内販売名)」を特例承認しています。
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