『関ヶ原』@<原田眞人>監督
8月
21日
『日本のいちばん長い日』・『わが母の記』の<原田眞人>が監督を務め、<石田三成>の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出しています。
幼くして「豊臣秀吉」に才能を認められ、取りたてられた「石田三成」は、「秀吉」に忠誠を誓いながらも、正義ではなく利害で天下を治める「秀吉」の姿勢に疑問も抱いていました。そんな「三成」の下には、猛将として名高い「島左近」や伊賀の忍びの「初芽」らが仕えるようになりますが、「秀吉」の体調が思わしくないなか、天下取りの野望を抱く「徳川家康」は、言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいきます。
そして1598年8月、「秀吉」が逝去。1600年9月15日、「毛利輝元」を総大将に立てた「三成」の西軍と、「家康」率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなります。
主演の<岡田准一>が不器用で人間味あふれる新たな三成像に挑み、<役所広司>が天下取りの野望に燃える家康役を演じています。さらに三成を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び「初芽」役で、<有村架純>が本格時代劇に初挑戦しています。