『わが母の記』@<原田眞人>監督
4月
11日
<役所広司>、<樹木希林>、<南果歩>(洪作の次女「桑子」・自称古美術商) 、<宮崎あおい>(洪作の三女「琴子」役)ら実力派キャストで10年間にわたる親子、家族の愛を描きます。昭和39年、小説家の「伊上洪作」は、父が亡くなり母「八重」の面倒を見ることになります。幼少期に母と離れて暮らしていたため距離を置いていた「洪作」でしたが、妻や3人の娘、妹たちに支えられ、自身の幼いころの記憶と「八重」の思いに向き合うことになり、「八重」は薄れゆく記憶の中で息子への愛を確かめ、「洪作」はそんな母を理解し、次第に受け入れられるようになっていきます。
第35回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で審査員特別グランプリを受賞。第36回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を<樹木希林>が受賞しています。